MITO EIKO FCは、今季できた新しいクラブチーム。
ここ数年、関東女子リーグ、関東大学女子リーグを見てきた中で、注目していた選手が卒業後どうするのか気を揉んでいたら、このチームの立ち上げに参加するということで、気にしていた。ちょうどスケジュールが空いていたので、土浦に開幕戦を見に行った。
このクラブの創設を知った当時、中心として入団する選手数名の名前、茨城県出身の俳優の応援の言葉(現在は削除)等が載る立派なHPだったわけだが、それからの更新は、もっぱらお知らせのみ。選手一覧もお知らせの場での発表に留まり、背番号さえわからない。加えて、茨城県サッカー協会のほうもその辺の更新がされていないために、外部の人間には非常に限定的な情報しかない。ま、よくあることだからいいけども。
このクラブチームの面白いのは、監督、ヘッドコーチを大学新卒の選手にやらせていること(もちろん選手兼任)。数名のなでしこリーグ経験者もおり、その選手たちはアドバイザーを兼任。ま、立ち上げでしかも県2部にいる間はそれで十分でしょう。それで指導者としての経験もつませておいて、県1部、関東、チャレンジリーグ挑戦なんかの際には、コーチライセンスを取っておいてそのまま指導者になるもよし、外部から監督を招いて数年後自前の監督に戻すもよし、とそういったところなのだろう。

土浦第二高校グラウンド
さて試合。30分ハーフ、インターバル10分。
選手の名前と顔と背番号は1人を除いて全くわかりません。ちなみにMITO EIKOの#6。
水戸英宏中学校(緑)→
3 8
2 12 11
1 5 7 10
4 9
後半途中#12→#14
MITO EIKO FC(オレンジ)←
12
4 7 2
6 3 10 18
9 11 5
EIKO FCには、英宏中出身者もいて、いわば姉妹対決。英宏中、もしくは近隣中高の受け皿になっていくのだろう。
EIKO FCの布陣は、上記のような感じだが、#11は左サイドに張っているような感じ、#6はフリーマンっぽく、ボールサイドに常に顔を出す感じ。
得点経過は、5分#2、11分#6、17分#6、20分#11、29分#4。前半で5得点。
1点目はDFだからセットプレーかな?忘れた。2点目、3点目は右サイドから中央を走る#6に渡ってドリ、GKと1vs1を冷静に。4点目はPA左角付近からミドル。5点目は左CK#11→ゴール正面#4ボヨヨンだったけど浮いた分だけ触られず入った感じ。「入っちゃった」って言ってたなw。
後半はゴールが向こうサイドだったのでよく見えず。得点経過は、3分#6、5分#3、9分#3、22分#15、30分??、31分#15。後半6点、計11点。
2点目はミドルボレー、3点目は右#12→#3ゴール前で合わせた、#15の2得点は両方ともいい形だった。細かいことはメモしてないけどw。
で、32分試合終了。途中英宏中#19が、審判に促されて一時アウトした(鼻血かな?治療後即復帰)からそのATが少しあった模様。
EIKO FCは後半頭から#2→#8で
MITO EIKO FC(オレンジ)←
8 12
6 7 4
9 3 10 18
11 5
という感じに変更。
20分過ぎには#12、#4、#5、#7、#11、#6、#9から、#17、#21、#14、#19、#16、#13、#15にスイッチ。
MITO EIKO FC(オレンジ)←
14 17
15 19 8
13 3 10 18
16 21
という感じに。まぁ、実戦でいろいろ試してみたいでしょうし。
全体的には全く予想の範疇で進んだ試合だったが、点を取られるごとに英宏中の方に傾倒していくオレがいてw。監督は終始怒鳴りっぱなしで、そんなんじゃ選手たちが萎縮しちゃうんじゃないか、って思うんだけど、良いプレー、チャレンジした選手にはちゃんとフォローの言葉があって。特にGKへの配慮はしてたな。これ重要よね。
ゴール(プレース)キックは#2の選手が蹴るんだけど、流れではGKがそのまま蹴る。これがわりとちゃんとしたキックで、まぁ方向はアレなんだけどそれは仕方がない部分もあるし。この先、GKというポジションを楽しめるかな。EIKO FCには、現在本職GKがいないはずなので、狙って行ってみいいんじゃないかと思うよ。
ほとんど攻められないのは致し方ないとしても、たまにゴール前まで攻め上がってくることもあって。親御さんが盛り上がるのと同じく、こっちまで心のなかで応援しちゃったりして。この先、サッカー部に所属しながらクラブにエントリして活躍する選手も出てくるかもしれないし。可能性はいろいろある。ぜひ頑張って欲しい。
EIKO FCに関しては、お目当ての選手が元気にプレーする姿も見られたし(DF登録だけどFWだった!)、まぁ満足。今季は創設初年だから2部リーグだが、多分全勝して来年は1部に上がれるだろう。現在1部にいるつくばFCレディースは今秋、ほぼ間違いなくチャレンジリーグに参入するだろうから、抜けた穴を埋めることができるか。そして、現在の創設メンバーがいるうちにチャレンジリーグに挑戦できるか。
監督、ヘッドコーチは群馬の大学新卒者だが(その他にも関東の大学から数名)、そのつてで、関東大学リーグの選手達と、地元の高卒者の安定的確保ができていけばそう遠くない未来に参入戦に出てくるだろう。神奈川のノジマといい、茨城のEIKO FCといい、毎年こういう規模の新チームができてくるのであれば、関東リーグのチーム、チャレンジリーグ下位のチームもうかうかしてはいられない。
こういう流れで、各地域リーグ、各都府県リーグもろとも活性化していけばいいんだけれども。なでしこリーグ、チャレンジリーグは、そう遠くにあるものではなく、ちょっとその気になれば挑戦し得るものなんだ、という自負みたいなものが生まれれば。新年度リーグが始まっているのに予定の更新すらない現状は、何とかしてもらいたいところ。